A: 僕らは人生を絶対的なもので確かにしようとする傾向がある。そうやって、心に平和を見つけているんだ。そこに存在意義の見本を見出そうとする。けど僕は、そういう風に考えたことはない…光は暗闇の存在を証明するものであり、同じように暗闇は光の存在を証明する。だからこそ、絶対的な存在がいないことを恐れる必要もなければ、その矛盾から逃げる必要もない。それこそ、人生を発展し続ける光と色の流れにしていると思う。そこに終わりはなく、あるのは新しい視点と発見だけ。”再び立ち上がる”というのは、そういうことさ。人生に出会う、まだ見ぬ未知の欠片に身を任せて変化していくこと。そうして、少しつづ、光に近づいて立ち上がり、自分を含めた全てが明るくなっていくのを見る。他の人たちの目には、もっと違いがはっきり見えるだろう。自分自身や周りにいる人たちに、自分を知ってもらい、他人を知る、解放的な機会を与えるんだ。